【2024年最新】住宅ローン変動金利の引き上げにどう対応すべきか?既存借入者・新規借入者への徹底アドバイス
こんにちは。アセットリリーフの常住です!
日経新聞の報道によると、三菱UFJ銀行など大手5銀行が2024年10月から
変動型住宅ローンの基準金利を0.15%引き上げることが発表されました。
出所:日経新聞(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB269TL0W4A920C2000000/)
既存の契約者も対象となり、多くの方が不安を感じているのではないでしょうか。
そこで今回は、変動金利で住宅ローンを借りている方、
そしてこれから住宅ローンを借りる予定の方が、
それぞれどのような対応をすべきか、その理由とともに詳しく解説します!
住宅ローン変動金利引き上げの背景
2024年10月から、大手銀行が変動型住宅ローンの基準金利を引き上げます。
これは日銀の追加利上げに伴い、短期プライムレート(短プラ)が上昇したことが原因です。
多くの住宅ローンを利用している人にとって、金利の上昇は家計に直接大きな影響がありますよね・・・。
既存の変動金利借入者への影響と対策
5年ルールと125%ルールとは
まず、今回の金利引き上げがすぐに返済額の増加につながるわけではありません。
多くの銀行では以下のルールが適用されています。
- 5年ルール
金利が変動しても、返済額は5年間一定となるルールです。
これにより、頻繁な返済額の変更を避け、家計の安定を図ることができます。 - 125%ルール
5年ごとの返済額の見直し時に、新しい返済額は前回の125%を超えないという制限があります。
これにより、急激な返済負担の増加を抑制します。
しかし、これらのルールにより利息部分が増え、元金の減少が遅れるため、
最終的な総返済額が増加する可能性がある点には注意が必要です!
具体的な対応策
- 固定金利への借り換えを検討する
金利上昇が続くと予想される場合、固定金利への借り換えは有効な手段です。
現在の固定金利はまだ低水準なので、早めの行動がおすすめです。 - 繰り上げ返済を活用する
元金を早めに減らすことで、利息負担を軽減できます。
ボーナス時などを活用し、計画的に繰り上げ返済を行いましょう。 - 専門家に相談する
ファイナンシャルプランナーや銀行の担当者に相談し、
自分の状況に最適なプランを見つけることが重要です。
新規に住宅ローンを借りる予定の方へのアドバイス
固定金利と変動金利の選び方
- 固定金利を選択する
将来的な金利上昇リスクを避け、安定した返済計画を立てたい場合は、
固定金利がおすすめです。 - 変動金利のメリットを活かす
短期間での完済や積極的な繰り上げ返済を予定している場合は、
低金利の変動金利を活用する方法もあります。
ただし、金利上昇リスクを十分に理解しておく必要があります。
なお、「5年ルール」や「125%ルール」が適用されるため、
返済額の急激な増加は抑えられますが、
総返済額が増える可能性があることを理解しておきましょう。
ミックスローンの活用
固定金利と変動金利を組み合わせたミックスローンを検討するのも一つの方法です。
これにより、それぞれのメリットをバランスよく享受できます。
まとめ
今回の住宅ローン変動金利の引き上げは、家計に影響を与える重要なニュースです。
既存の変動金利借入をされている方は、「5年ルール」や「125%ルール」の仕組みを理解し、
固定金利への借り換えや繰り上げ返済も検討してみましょう!
新規借入予定の方は、ご自身のライフプランやリスク許容度に合わせて、
固定金利か変動金利、あるいはミックスローンを選択しましょう。
最終的には、専門家の意見を参考に、自分に最も適した方法を選ぶことが大切です。
将来の家計を守るためにも、早めの対応と慎重な判断を心がけましょう。